ジェイクールの更新テクニック

【初心者向】インターネットマーケティングの勉強「4P理論」

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スイカと言えば、
アメ横(センタービル近く)に新鮮なカットフルーツが100円でその場で食べられる店があります。
その店の周辺でおてふきを売れば儲かるのではないか、と少し考えた事があります。
強引にマーケティングに結び付けたところで、

前回、サラッと触れた4P理論について、
少し探っていきましょう。

4Pとは以下の4つの頭文字を取ったものです。
商品(サービス)を展開するにあたりまず考えるべき、
顧客との重要な接点になる4つの分野です。

Product【製品・サービス】
Price【価格】
Place【流通経路】
Promotion【販促活動】

①product【製品・サービス】
売り出そうとしている商品です。
当然ながらこれを明確にしなければ始まりません。
マーケティングを行うにあたっては自ずとマーケットイン視点となりますが、
ターゲットを始めシビアに突き詰めることで後々のマーケティングの方向性が固まります。

製品に限らず、商品として扱う様々なサービス(弊社で言うホームページ更新代行サービス)も含まれます。

②Price【価格】
それをいくらで売り出すのか、価格を検討します。
材料費や人件費などのコストや競合製品との兼ね合いなど、
様々な側面から適切な価格を設定します。
安ければ安いほど良さそうですが、商品によっては信頼感が損なわれます。
価値を認知されていない商品は、高すぎると当然見向きもされません。

③Place【流通経路】
消費者が手にするまでの過程・販売手段・立地です。
どんなに優れた商品でも、流通経路が悪ければポテンシャルに見合う売り上げは期待出来ません。
ターゲットの特性を見抜き、適切な経路を選択・用意します。
消費者と直接関わる分野でもあるので、商品の販売期間内は常に安定した状態を維持出来ることが絶対条件です。
勿論、スムーズな供給を行う為の販売側の体制作りも同時に熟考すべき事項です。

④Promotion【販促活動】
広告・宣伝・商品PRなどの活動です。一般的にマーケティングと聞くと、この分野を想像するかもしれません。
新製品が出来た、新店がオープンした、何はともあれ知られなければ消費者との接点は有りません。
口コミでジワジワと広がるというパターンは費用もかからず成約率も高いため販売側としては理想的なパターンではありますが、
それには「周囲に発信をしてくれる消費者が購入する」という運も伴いますし、何よりも時間が掛ります。
経営方針にも依りますが、まずは売りたい商品を広く認知させ、
AIDMAモデルのAttention【注意、意識】の母数を稼ぐことが一般的と言えます。
プロモーションには様々な手法がありますが、ターゲット・予算等を考慮し最適な手法を選択します。

以上が4P理論の詳細になります。
これらは単体で機能する分野ではなく、それぞれが組み合わさり(マーケティング・ミックス)、効果を発揮します。
そのため独立して考えるのではなく、一貫性を伴ったものにする必要があります。

次回は、先程も少し触れた「消費者行動理論 AIDMAモデル」を探ります。