ジェイクールのスタッフ雑記

ドラマ『すべてがFになる』第2話 「あり」だけど「面白い?」の質問には

今回で『冷たい密室と博士たち』の事件が完結。
前回からの続きという事で、頭にはナレーションが。うん、微妙。

テレビドラマ的にという事で、犀川先生はビジュアルだけではなく、
感情的な表現をしたり、行動をしている演出は「これじゃない感」を
覚える人が多いかもしれませんね。

実際、自分もドラマ全体でイメージから離れている部分が多々ありますが、
逆に「それっぽいかも」「雰囲気出てるかも」と思える部分もちょいちょいあり、
先週に続いて、今週も「ありじゃないかな」という感想です。

初回はネットの感想を見ていると、やはり原作を知っている人達にとっては、
拒否反応が出るシーンが多かったようですね。まあ、分かります。
毎回「あり」と言うかは分かりませんが、少数派で頑張りましょう。

西之園君に関しては、喋りが部分的にイイ線行ってるのが良いですね。
そこ以外はどうなんだって話ですが、やめておきましょう。

フジなので、おそらくガリレオ的演出があるのではないかと思っていましたが、
これ要らないですよね。「どうせやるんでしょ」と思われているのが良くない気がします。

今回の話でもあったんですけど、ミステリィで証言や推理を映像として
再現するのって個人的にはアンフェアな気がして好きじゃないんですよねえ。
「映像化するのは事実だけにして欲しい」これも「ありなし」が分かれそうです。

一つの事件が終わってみると、やはり駆け足だったなという印象が強く、
考える余地無く、事件の経過を眺めるミステリィになっていたような気がします。
原作を知っている人にとっては、その部分での楽しみ方があると思いますが、
知らない人にどう映っていたのか。感想を聞いてみたいところ。

点数をつけるなら55点ぐらいでしょうか。
ディティールが端折られている分、淡白になっているのが残念かな。

ふと思ったのは「あり」だとは思うんですけど、「面白い?」と聞かれたら、
「YES」とは答えない気がします。
好きだった作品を懐かしく見ている。そんな気持ちなのかもしれません。

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