ジェイクールのスタッフ雑記

渋谷の居酒屋きくや:異文化交流はすすむ

観光、在住に関わらず外国人を見掛けることが当たり前になり、本格的に異文化が混ざり合い始めた、21世紀の日本。
同僚と仕事帰りに寄った渋谷の一角でも、それを目の当たりにするお店がありました。

そびえ立つ渋谷ヒカリエを背に、JR渋谷駅バスターミナルを正面にして左へ、そのまま真っすぐ進んで、246号線沿いに合流するように道なりにゆるやかに左へ曲がったすぐ先の地下1階に「旬鮮居酒屋きくや」はあります。
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細い階段を降りて、扉を開けるとなじみ深い年季の入った内装の居酒屋の景色が広がります。
すぐに気付くのは、スタッフに外国人がいること。とはいえ、東京は渋谷、何ら違和感はありません。

魚介類を売りにしているお店とあり、刺身はマグロ、カンパチ、ブリ、タコ、シメサバ、ツブ貝… それに加え、クラゲ、あん肝、白子ポン酢…etc となかなかの品揃え。ウナギの肝串まで。

それ以外にも、揚もの、焼き物、炒め物、サラダや鍋もあり、値段は300~600円が中心で良心的。

それでは、と早速マグロとツブ貝の刺身を注文。ツブ貝って普通だけど、置いてあるお店はそんなにないですよね。しっかりとした歯ごたえに、貝のさわやかな磯の香りについつい手が伸びます。

[ マグロとツブ貝 ]
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[ 野菜の玉子焼 ]
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玉子焼きに野菜?と気になった一皿。中にはどんな野菜が?

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正解はトマトでした。玉子の甘みとトマトの酸味がゆるりと絡み合う。おいしい。
とここで、ある映画を思い出す。タイトルも内容も憶えてないが、確かクリストファー ウォーケン(かな?)がダイナーに入り、「デンバーオムレツ」とオーダーしていた。刻んだトマトが入ったオムレツを現地ではそう呼ぶらしい(他諸外国にもあるけどね)
でも、こんなところでトマト入りオムレツが食べれるとは。自然と口角が上がり、ついその話を同僚に語ってしまう。

[ サモサ x 2P ¥500- ]
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はい?サモサです。

外国人が経営するカレー専門店にはほぼ必ずある、あれです。いわゆる揚げたパイ。さくさくの衣の中には、イモのペースト、写真では見えませんが、とうもろこしやグリーンピースが入ってます。

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それにしてもサイズが大きめだが、クミンが程よく香り、まさに居酒屋に「スパイス」を加えています。私は添えてあったケチャップは敢えてつけず、そのまま頂く派。

お店のキッチンには、見るからにベテランの日本人男性、それにアジア系外国人男性。聞いてみると、勤務して久しいネパールの方らしい。ホールにもそれらしき女性スタッフがいました。
だから、サモサ、なわけです。実は、ここは居酒屋なのに本格的なカレーやタンドリーチキン、シークカバブもありランチ営業もしているそうです。でも、渋谷という場所のせいかそれを不思議な感じにさせていない。刺身とサモサ、サモサを揚げ餃子と捉えれば、並んでても全然変じゃないと思うのは私だけでしょうか。

異文化が混ざり合う「きくや」おもしろいじゃないですか。

[ たこやき ]
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たこやきは平均点ですが、むしろそれを求めてるんですよね。懐かしさを感じます。

[ チーズ入りウィンナー ]
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スライスして串で出す。という点が気に入りました。食べやすいし、チーズが思ったより濃厚です。

入店する前に、いろいろお店を物色したがチェーン店ばかりが目立つし、かといってちょっと堅そうなとこも求めていない。そんな状況で「きくや」を偶然選んだが当たりだったと再確認。渋谷で一杯、しかもいろいろ食べたい方はぜひ「きくや」へ。
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住所:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目22−7
電話:03-3407-4563

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